黒い指先は混沌に触れ





正義の反対は悪ではない

悪の反対は正義ではない

時に正義はより強力な正義によって破れ、悪はより強力な悪によって打ちのめされる

一部おかしい所がありますが、修正にかなり時間がかかるためお待ちください


火魅子伝編



1:運命とタイミングの問題 「そうなるようにもっていかれるもの、それが運命」
2:奇跡にも似て非なるもの 「得られるべくして得られた結果」
3:縫い付けられた視線の先に 「魂だけは決して服従しない、心はいつかお前を殺す」
4:それはたおやかな悪意 「嘘は時には真実よりも正しくなる」
5:月が顔色を失くして 「青ざめた、血の気を失った、まもなくやってくる絶望に」
6:閉じた瞼に祈りの行方 「殺したのは狗根国、殺させたのは自分達の信念」
7:美しい嘘のつくりかた 「一番の幸せはそれが嘘だと気づかないこと」
8:騙し合う二人は最後に愚かな約束をひとつだけ 「互いに喰らい、挑むその行為は戦争」
9:とりあえず、まだ死んでないよ 「かく言う自分も猫のように好奇心が旺盛」
10:復讐の役割分担 「まるでそれはメフィストが如くに」
11:崇高なイデアは雲影の犠牲を厭わない 「結局彼も理想を追い求める者なのだ」
12:まるで地獄に咲く天国だ 「死に溢れる地獄は彼にとって天国でもあった」
12.223:とある兵士の物語 「STAGE 12.223 外伝的挿話」
13:転がり続ける坂道の先 「愚かな選択の行く末は敗北しかない」
14:夜が舌なめずり 「ついに訪れた報復の時は脆く崩れ去った」
15:きっとそれは願いだった 「闘争によって生まれる進化、それが望み」
16:わたしの歪み 「生まれた時から乗せられていたレールからの脱線」
17:猛毒の恋 「彼に近づくたびにこの身をじわじわと蝕んでゆく」
18:四つ葉のクローバーが見つからないなら 「望みを叶えるための闘争なのだから」
19:それは不可視のビジョン 「見えない、正しい在るべき未来が見えない」
20:昨日を明日に繋ぐため 「敗北に背を向けて勝利を見据え、考える」
21:腐り落ちる春の香気 「豹変、異変、それらが起きるのはいつも唐突で」
22:二度目はないから、ここで最期に 「つまらない化かし合いの一つ一つに意図があるのです」
22.674:眠りの向こうに花束を 「STAGE 22.674 とある夜の話」
23:シナリオ通りの裏切り 「憎むだけなら簡単なのに、邪魔な感傷があるから」
24:そこで途切れてもそこは終わりじゃない 「見えない終わりに向かって進み続ける」
25:ほら絶望の足音が、君に聞こえるかい? 「さあ、やって来るよ、楽しみだね?」
26:人に赤い血が流れているかは切ってみなければわからない 「皮肉な事に殺した数だけ守れるものだよ」
27:猟奇的ゲームとその結末 「世界はその思惑通りに死で満ちていく」
27.427:振り返ったら、犯した罪に気付いてしまう 「STAGE 27.427 過ぎ去ったはずの過去」
28:苛立ちを喉に詰まらせて窒息 「死なない?ならば死ぬまで殺そう」
29:それはすべての引き金だ 「世界を巻き込むゲームが始まる」
30:沈黙と黙祷の間を行き来する後悔 「お前など必要ない、私が・・・」
31:脈打つ暗闇に飲み込まれてゆけたなら 「飼っている闇に食い殺されなどしない」
32:昼と夜の間を焦がす夕焼けの赤 「ただの魔には俺は殺せない」
33:喉が焦げるほどの衝動、知ってる? 「勝てる、そう思った瞬間が敗北」
34:錆がこびりついた空模様 「世界を思い通りに動かすのは愉快だ」
35:白雪姫は知っていてそれを口にした 「さあ、俺達の戦いを始めようか」
36:あなたの闇に星雨を 「星は所詮誰かの輝きを反射しているだけ」
37:終ぞあなたには届かぬままに 「憎しみすらも愛おしい」
38:それはあくまでも善良な殺戮 「神の遣い、なんて馬鹿馬鹿しい嘘だろう」
39:ネバーランドにさよならを告ぐ 「もう甘く優しい夢の中には戻れない」
40:生きられるだけ生きておけ、今のうちに 「渦に飲まれ、抗う事もできない」
41:夜と朝の間で揺れる消えそうな星 「強き星は他を飲み込んで蠢く」
42:血みどろの勇者が勝利を告げた 「覚醒、それが運命を変える」
43:祈り続けた愚行の果てで 「願いを叶える事は誰かの願いを踏みにじる事」
44:人間の皮を被ることで強欲の臭いを掻き消した 「摂理はたやすく踏み躙られる」
45:白熱灯の熱に縋る 「与えられた希望に縋るしか無かった」
46:きらきらひかる、孤独と狂気 「人であっては勝てないのだとしたら」
47:跪いても許さない 「強さは足掻き苦しんだ者のみが手にする」
48:病んでゆく、疵口から徐々に 「どうであれ、変わらざるを得ない」
49:鳴り止まないファンファーレ! 「共闘?馴れ合いじゃないんだから」
50:生ぬるい期待を叩き割って、それが正義じゃなくても 「勝てば犠牲、負ければ生贄」
51:トロイメライをもう一度 「火魅子となるのはあの方だ」
52:いつも勇気を欲しがっていた 「押し付けるのではなく支えて欲しかった」
53:愛国心は捨てたから 「悲願は果たされる、ならば後は」
54:そのときのわたしは、たくさんのものをあきらめた 「残せたのは絶望と後悔で」
55:君の最後の笑顔だけが瞳に焼き付いて消えてくれない 「でも僕には笑顔には見えなかった」
56:終わりの中の始まり(前編) 「豊前、薩摩、火向にて」
57:終わりの中の始まり(中編) 「火前、豊後、火後にて」
58:終わりの中の始まり(後編) 「筑前、天都、狗根国にて」



百花繚乱編



58.1:冷たい風が傷口を舐める 「あの時の決意を忘れてはならない」
58.2:君はひとり、あの頃の時間に還ったのですか(前編) 「懐かしいものを見つけた、俺が子供の頃の」
58.3:君はひとり、あの頃の時間に還ったのですか(後編) 「思い出の品、それは幸せと共に悲しみをも呼び起こす」
58.4:洞穴を覗き込むウサギ 「そこには絶望が口を開いて待っていた」
58.5:簡単に過去にしてしまわないでよ 「昇華したはずの想いはまだ胸の奥にある」
58.6:迷宮エントランス(前編) 「理想郷、そんなものはここには存在しなかった」
58.7:迷宮エントランス(後編) 「運命に出会い心が高ぶる、それは己に自信があるから」
58.8:私はこの四角な箱の中から、生涯出ようとはしないつもりです 「過去は常に未来を切り開く為にある」
(題名はサリー様の h a z y というサイトからお借りしています)







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